毒親

毒親はどうやって子どもを支配しているのか?

毒親が子どもを支配する・・・

労働のために子どもを働かせたり娘を遊郭に売ったりと言った支配は時代背景もあるのでしょうが、明らかな支配と違って現代において毒親の子どもに対する支配の手口は巧妙です。

「あなたのために」という言葉を盾にありとあらゆる方法であなたの意思を削ぎ、自分たちの私欲を満たそうとします。

そして、もしかしたら自分の思うようにならなければ暴力という手段をとる毒親もいるかもしれません。

「あなたのためを思って」という言葉のもつ威力

今まで毒親から「あなたのためを思って」という言葉であなたの意志とは異なる選択をさせられたことはないでしょうか。

わたしは思い返せばたくさんあります。

優しい言葉で「あなたのためを思って」という時もあれば「言うとおりにしろ!」と強く罵られたこともあります。

進学時、わたしは高専を選びましたが「女のくせに」とか「男を追いかけるために高専に行くんだな」と言われ、高専に進学することを辞めさせられそうになりました。

いずれにしても、「あなたのためを思って」という言葉を使う毒親はこの選択が子どもにとって、そしてわたしにとって最善で正しいものなのだと信じて疑っていない点にあります。

親子の愛を盾にして言葉巧みに支配する

毒親は第6感が鋭いというか別なアンテナがあるんじゃないかと思うほど勘が鋭い。

あなたが毒親の元から逃れたいと思った瞬間「お前をこれまで育ててきた恩を忘れるのか!」と罵ったり「わたしを捨てるのね・・・」などと涙ながらに訴えてくる親もいます。

とにかくあの手この手であなたの逃げたいという気持ちを削ぐような行動にでます。

あなたは優しいからどんなに逃れたいと思っていたとしても「ここで自分が見放しては可哀そう」とか「確かに貧乏だったのに学費を出してもらった。スポーツの遠征に行かせてもらった」「習い事をさせてもらった」「修学旅行に行かせてもらった」等、様々なことを走馬灯のように思い出し、あなたの脳裏の恐らく一番底にある感謝の念を絞り出します。

そうすると「このまま逃れていくのは申し訳ない」と言った気持ちが起こり、結局脱走未遂に終わるのです。

そして「逃れたい」→「脱走計画(気持ちだけでも)」→「毒親からの泣き落とし」→「家に留まる」のループにはまり結局毒親から逃れることができなくなります。

冷静に考えてみたらわかるのですが、遠くに離れて住んでいても親を見捨てることにはなりませんし、親が子どもに望むことは「自分らしく生きて欲しい。そして幸せに暮らして欲しい」ということであるはずです。

自分らしい生き方をしていないと幸せではないことを、ひとは誰でも頭では分かっているのに行動できない。行動につなげられない。

もっと言うと、毒親は「わたしを置いてお前だけ幸せになるのは許せない」という者もいます。

こうなったらとことん不幸です。

優しいあなたは親のために幸せにならないように努力して不幸になる生き方を選択していくことになるから。

毒親の支配を見破ることが大事

これは毒親の支配かな?と思うサイン

  1. 「あなたのためを思って」という枕詞を使い選択をさせない
  2. 「わたしを捨てるのか」と涙を流して訴える
  3. 「今まで育ててきた恩を忘れるのか」と罵る
  4. 「お前はバカだ」「お前には生きる価値が無い」等あなたの人格を否定する
  5. 「死ね」などと言った言葉を浴びせ生きる気力を奪う

(まだある場合は随時追記していこうと思います。)

ざっくり5つ出しましたが、あなたには当てはまっていますでしょうか?

実はこれは全部わたしが言われて来たことです。

親の反対を押し切って就職先を県外にしようとした時もそう。あの手この手で反対しようとしました。

ここで考えることはただ一つ、「自分は親から本当に離れたいと思っているか」を自分に問うことです。

そうすればおのずと答えは出てきます。

もしかしたら「親と離れるのが嫌だ」と思う人もいるかもしれません。

でも、今あなたがわたしのこの記事にたどり着いたということは苦しくて、つらくて、現状をどうにかしたいと思っているはずです。

だからどうか「逃げることは間違っていないんだ」「親と離れることは間違っていないんだ」と言うことに気付いてください。